削ってます!
この処スキーブーツチューンでリューター片手にブーツと格闘しています。ブーツチューンをオーダーをされる方には色々な足型の方がいます。その中でラスト(ブーツの幅)と足型が著しく合わない方がいます。特にタイトに設計された選手用ブーツに多く、ブーツの性能・他の部分のフィツト感を求めて敢えて狭いブーツを選択される為です。中にはお店でサイズの合わないものを勧められた方もいます。
その狭いシェルに広い足を入れ、かつ足のセンターを合わせる事が必要になるので、チューンナップ作業は時間と手間が掛かります。通常足幅をフィットされるのにシェルポンプを使用し拡げていきますが(ほとんどの方はこれで対応できます)、それだけではスペースが足りずリューターでブーツ内側を削っていきます。一般用よりも厚い選手用のシェルだからできることでもありますが、場合によってはかなり削ります。
写真の2足のブーツは、多分今年1・2番の時間の掛かったブーツになるでしょう。シェル出し左右各2cm位からの削り作業です。削り過ぎで腱鞘炎になりそうです。それでも頂く料金はおなじですよ(あまりにも足に対して合わないブーツの場合には、別料金を設定するか悩んでいる私です)。
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